保護者のご感想

 ご卒園・ご在園されている保護者の方々からいただいたご意見・ご感想をまとめました。
入園先をお悩みの方や、子育ての参考にしていただければ幸いです。

縦割り保育・おもいやりの気持ち

入園当初はクラスのお兄さん・お姉さんが良くお世話をしてくださりました。
そして小さなお友だちが入園した際には、自分がしてもらったようにお世話をしたり見本となる行動ができるように
なりました。末の子ですので家庭ではお世話されることが多いですが、縦割り保育のおかげで良い経験ができました
横割りの活動も充実しておりましたので、小学校入学も安心して迎えることができました。

日々の保育において子どもたちに、当たり前のことに対する感謝の気持ちや人や色々なことに対するおもいやりの気持ちを
教えて下さいます。家庭では忘れがちなことなのですが大切なことだなと気づかされました。(M・Yさま)


「自立」と「自律」

幼稚園見学の時に初めて耳にしたモンテッソーリ教育、そして縦割り保育に心惹かれました。
特別な行事練習などは同学年活動ですが、普段はお着替えや作業で年少児が困っていると年長児が助けるような日常で、
その姿を見ながら助けられる立場から、助ける立場にお互い成長していく、大人社会でもこの姿は大切なのではないでしょうか。
また、教室には発達段階に合わせた教具があり、「教具を自分で選択し集中する」を繰り返すことで達成感を得られます。
自己肯定感が低い子が多い時代に、この達成感を得られるのは自己肯定感を高めることに繋がる教育だと思います。
園児がお世話する姿・選択行動する姿を先生方は見守り「自立」と「自律」する力を引き出してくれる幼稚園だと思います。(I・Kさま)


行事・日常について(お子さまのご感想)

1年を通し様々な行事がありますが、カトリック幼稚園ならではのマリア祭・キャンドルサービスは親子共々、心に残っています。
日常ではなかなか体験できない、お祈りをする心・姿はとても印象的でした。
また、縦割り保育のため教える・教わるなど、忍耐力と精神的にも心の強い子になったと思います。先生方の1人1人に対する
目配り・気配りのおかげで、人の話をきちんと聞ける子に育ったと感謝しております。(T・Mさま)

縫いさしを体験できてよかったです。5年生の家庭科で裁縫が始まり1番で終わることができました。幼稚園で習って頑張ったからだと思います。(T・Tくん)


異年齢保育

入園したばかりの頃は、幼稚園での生活になじめるかどうか不安がありましたが、先生方はじめ、同じクラスにいるすべての学年の子どもたちが娘にやさしく1から教えてくれたので、すぐに幼稚園のことが大好きになりました。
やがて娘も、年少、年中、年長と大きくなり、同じクラスにいる下の学年のお友だちに対して一生懸命お世話をするようになりました。
まだまだ幼いと思っていた娘も、お友だちに対して親切にする気持ちや、思いやりの気持ちが育ってきているのだなあと感じることができました。異年齢保育の中で過ごすことができて、本当に良かったなあと思います。(S・Aさま)


小学生になって

小学校入学後、お友だちと喧嘩になってしまうことがありました。
親の方が冷静ではいられず動揺している中、本人は「僕はお友達が嫌なことはしたくない」と、
泣きながら訴えてきました。3年間の園での生活で、親が思う以上に成長していたことを感じさせられました。
「『優しい心』を育てることは誰でもできることではなく、その子の強さです」と、アドバイスしてくださった
先生の言葉に私が救われたことを今でも忘れません。
子どもはもちろん、母である私たちの事も見守って下さる先生方がいる、安心できる幼稚園です。(U・Mさま)


モンテッソーリ教育のお仕事について

はじめの一年、娘は幼稚園でのモンテッソーリ教育の中で、細長い紙をはさみで切る(はさみを入れる所に線が引かれています)お仕事に夢中に取り組んでいました。
当時3歳になったばかりの娘に家では はさみを持たせることをしなかったので、少し戸惑いを覚えていましたが、経験豊富な先生方から見守られ、娘は工作することの楽しさを十分に経験することができました。年長さんになって、ぬいさしや、織機でマフラーを作れるようになり、小学生になった今でも自分で縫ったランチョンマットを誇らしげに学校へ持っていくこともあります。(S・Aさま)